- エネルギー産業×各種材料分析の最前線:SDGs達成へ向けて
- エネルギー分野における熱分析・熱物性評価
- 持続可能な資源確保を目指す:レーザ回折式粒子径分析(LD)装置のデータ移管に関する解説
ネッチ社合同ウェビナー:エネルギー関連材料の評価
ネッチ社合同ウェビナー:エネルギー関連材料の評価
熱分析装置のネッチ・ジャパン社との合同ウェビナーになります。 熱分析・熱物性評価をテーマとした発表そして粒子計測・X線分析に関する発表をそれぞれご用意しています。ぜひ!ご参加ください。
発表内容
近年、「持続可能な開発目標(SDGs)」に基づく持続可能な社会の実現が世界的な話題となっています。特に各種エネルギーの継続的な確保と効率的な運用は急務とされており、この課題に対して私たちが材料分析と評価によって貢献できる事例を、以下の分野を中心にご紹介いたします:電池技術、石炭(火力発電)、建材、資源の効率的利用、そしてリサイクルなど。
低炭素化・脱炭素化を目標に、再生可能エネルギー・熱利用・電池による蓄電などの分野で様々な研究が盛んに行われています。本テーマではこれらエネルギー分野への熱分析・熱物性評価を用いたアプローチ事例を紹介します。
世界情勢の影響を受けるエネルギー材料では、持続的な確保とリスク分散が急務で、特にサプライチェーンの分散確保が重要です。一方で、粉体中粒子の径は表面積に直結するため、その管理と取引には簡便で迅速な測定が欠かせません。多くの場合、LD装置が管理基準構築に利用されています。しかしながら、LD装置にはメーカーごとの差異など、データの移管性の課題があり、この克服が安定的な資源確保にも大きく寄与する重要な要素の一つになりうるでしょう。本講演では、LD装置のデータの移管性に関する理論と実際の課題について解説いたします。
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スペクトリス株式会社・ネッチジャパン株式会社
関連情報
医薬品やセラミックス、電池や化学品などに適応可能な分析装置です。全自動で粒子径と粒子形状を測定。また、ラマン分光機能を加えたモフォロギ4-IDは、粒子径と粒子形状情報の機能に加え、化学情報(ラマンスペクトル)を取得します。
示差走査熱量測定装置 DSC300 Caliris(R) Supreme&Select
示差走査熱量計 (DSC)は、温度を一定のプログラムによって変化または保持させながら、試料と基準物質の温度差を温度または時間の関数として測定する方法になり、固体や液体の相転移温度や熱量(エンタルピー)の変化を測定する装置です。
熱流束型DSCは加熱炉、ヒートシンク、熱抵抗から構成されており、試料および基準物質への熱の出入りは熱抵抗を介してヒートシンクと行われます。DSCでは決まった熱の経路の温度差を計測し、温度差は単位時間あたりの熱エネルギーに比例することから、熱エネルギーを求めることができます。