- スペクトリス㈱マルバーン・パナリティカル事業部
シニアアプケーションサイエンティスト 廣瀬雅子
GCI(グレーティング結合干渉法)・ITC(等温滴定型カロリメトリ)・DLS(動的光散乱法) - レフェイン・ジャパン㈱ カントリーマネージャ 志波公平
測定技術:Mass Photometry
- 東京大学 長門石先生
ITC法と各種分析技術を組み合わせてタンパク質の結合様式および機能を解明する - 東京大学 中木戸先生
Mass Photometry法を用いた会合状態の分析による分子特性の理解 - マルバーン・パナリティカルMicroCal-ITC / WAVEsystem (GCI)/ Zetasizer Advance (DLS)
- レフェイン・ジャパンTWOMP、MyMassMP
2026年8月25日(火)13:30 - 17:00 JST
会場:神戸ポートアイランド 神戸国際ビジネスセンター
※WEB配信なし
定員:50名
マルバーン・パナリティカルとレフェイン・ジャパンの合同開催により実現した、マルチテクノロジーによる分子間相互作用解析ワークショップです。 また、本ワークショップでは、東京大学の先生方による特別講演をいただけることなりました。 第一線の研究者による最新の研究事例とITC、GCI、DLS、Mass Photometryなどの先進技術と装置デモンストレーションを通じて、多角的な物性評価の考え方と実践的なアプローチを学んでいただけるまたとない機会です。 ぜひご参加をご検討ください。 ※お申込みについては、会社単位でのまとめての登録ではなく、参加される方全員がそれぞれ個別にお申込みをお願いいたします。 ※登録時のチケットに「ウェビナー申込」の記載がありますが、このセミナーは対面セミナーとなります。WEBでの配信はございません。
特別招待講演
東京大学 工学系研究科 医療福祉工学開発評価研究センター
准教授 長門石 暁 先生
●ITC法と各種分析技術を組み合わせてタンパク質の結合様式および機能を解明する
タンパク質の相互作用解析には様々な手法がある中で、等温滴定型カロリメーターITCは、その分析技術の主な特色として、相互作用における熱量変化を直接的に観察することができる点が挙げられる。さらに、その他にも溶液系での分析手法であること、結合量論比が算出できること、温度やバッファー条件を幅広く検討できることなどの利点もある。それゆえに、他の分析技術と組み合わせながらITC法を活用することにより、未知のタンパク質の結合活性を確定させる、相互作用様式を明確にする、会合の質を見極める、といった使い方が可能になる。
本講演では、天然変性タンパク質の機能解析、疾患タンパク質に対する低分子阻害剤探索、診断におけるナノ粒子へのタンパク吸着などを例に、これまで実施してきたITC解析とその他の分析手法を組み合わせたタンパク質に関する相互作用解析および機能解析に関して、主な研究例を紹介する。
東京大学 工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 津本研究室
講師 中木戸 誠 先生
●Mass Photometry法を用いた会合状態の分析による分子特性の理解
タンパク質の物性や機能の理解において、会合/凝集状態の分析は極めて重要である。そのため、サイズ排除クロマトグラフィーや動的光散乱法など、分子/粒子サイズに応じた様々な分析手法が開発され、分析に用いられてきた。その中で近年、ガラス表面に分子を衝突させ、その際に生じる散乱光とガラス反射光の干渉のシグナルを解析することにより溶液中に存在する分子の分子量を算出するMass photometry(MP)法と呼ばれる手法が開発され、注目を集めている。本手法では、標的分子をラベル化することなくnM程度の低濃度で測定することが可能であるのに加え、測定サンプル全体のシグナルをバルクで計測するのではなく粒子毎の散乱光を直接計測することから平衡状態にある会合体についても個々の分子の会合状態を計測することができる。これらの利点により、従来手法では観測できなかった分子状態を解き明かす技術となることが期待されている。
本講演では、脳内において機能する会合性分子に対して本手法を適用し、その分子特性の解明、さらには改変抗体を用いたその制御へとつなげた研究について紹介し、MP法の有用性について議論する。
セミナースケジュール
13:00~13:30
会場受付
13:30~14:00
分子間相互作用解析とサンプルプレパレーション 技術のご紹介
14:00~15:00
特別講演
15:15~16:15
装置デモンストレーション
16:20~16:40
Q&A及びパネルティスカッション(20min)
16:45~17:00
ラボツアー ※希望者のみ
